2017年3月15日より食品衛生法がさらに厳しくなります。賞味期限の管理や生産工場の要求などが主に厳しくなるポイントになっております。

食品だと話が大きくなってしまうので、私が関わっているお茶の話を少ししたいと思います。

お茶には2つの販売形態があります。一つは弊社の様にお茶屋を運営している会社。もう一つは百貨店やスーパーなど自分の会社外で販売する会社。

お茶屋を運営している会社の要求は正直あまり高くありません。皆さんも中国で見たことがあるかもしれませんが、お茶市場などで山積みにされているお茶がありますが、食品衛生という考え方ではこれは不合格です。

茶葉には最終工程で感想と言うプロセスがあります。この乾燥で茶葉の水分含有量が5〜7%になります。この数字が10% 15%と水分を含むと保存が難しく、カビが生えるリスクが極めて高まります。

一方、会社内で販売する商品に関しては、要求は非常に厳しく生産管理や衛生管理や農薬検査などの書類を提出してきちんと合格した商品のみが販売できます。

お茶屋さん以外でお茶を買う場合は、必ず生産日や生産工場や販売先がどこか記載してあるものを買うことを強くお勧めします。中国の法律で定められているルールです。

以前はルールや法律が緩かったこともあり、自家製などのものも取り扱いましたが、現在ではきちんとした法律に則り売買を行わなければなりません。

すなわち、これからの食品はおいしいだけでは販売することはできず、しっかりとした安全基準を満たしているものと言う2つの軸が必要になってきています。

消費者としては、より安全を可視化できるような形になるので私は厳しくなることに対して非常に賛成ですし、食品のあるべき姿だと考えております。