毎年出来の違うお茶が作られ、大量に茶葉が集まりマーケットが形成されます。その茶葉には多くの人件費やコストが含まれ、最終的にマーケットプライスとして市場で売買されます。

このマーケットプライスはその年の流行りにも左右されます。中国を筆頭に世界のマーケットで人気のあるものや人気になるだろうと言われている茶葉はその価値が織り込み済みとなっています。

出来たものをただただ評価する事は極めて難しく、多くの要素を含んだ市場価値がお茶の価格を決めているといえます。

この世界に身をおく事13年になりますが、市場の流れや流行りのキャッチアップは私が中国茶業界に入った時とは比べ物にならないほど速くなっています。

中国は日本と比べITの浸透スピードが速く、私が日頃上海で生活する上で現金を使う事はほぼありません。WeChatとAlipayの電子マネーをどこでも使うことができます。

昔は全て現金主義だった時代から電子マネーに変化するスピードは著しく、中国の経済成長を支えている大きな要因だと思っております。

このように良くも悪くも多くの要素を含み価値や価格が決まっているここ中国において、中国茶を学ぶ事は単一的な要素ではなく複合的な要素を踏まえて、市場として、経済として、学問として様々な要素を含んでいます。

中国上海に身を置き体で感じ、学ぶことの面白さと難しさの間で日々精進しております!

毎月2回開催している私のお茶会でも少しずつそのようなことを伝えさせていただければと思います。写真は先日開催した10種類のお茶の飲み比べです!