中国茶を学び、飲んでいくことにおいてどんどんとお茶の善し悪しが分かってきます。ただ大切なこととしてその日の体調やその時の気分によってもお茶の味や香りが大きく変わることがあります。
他にも、淹れたお茶がどのような濃さで、どのようなお湯の温度で、どれぐらいの蒸らし時間をおいたかで淹れるお茶は大きく変わります。そのため私が思う基準として「1つのお茶を最低でも250g/1回5gで50回」飲むことによってそのお茶の特徴や欠点等が全てわかると感じております。
全ての物に共通していると思いますが、しっかりした基礎づくりが大切だと考えます。◯◯と比較をして、◯◯と香りの違いを考えて、◯◯と味の違いを比べてと、お茶を学ぶには時間がかかります。しかし、焦って基礎を作らずに進んでいくと軸もブレはじめて大変な事になると思います。
(中国語を学ばれた方だとわかると思うのですが、ピンインの重要性に共通)しっかりとした基礎がなければ、飲んだお茶が良いものなのか悪いものなのか?どのように作られているもの?どのような特徴があるか?ということを見分けることが極めて難しくなると考えます。
私は皆さんに中国茶の教育を通じて色々なお茶を飲んだときに、このお茶がどのようにいいのか?このお茶がどのように悪いのか?このお茶の作る過程において何が足りなかったのか?逆に何が良かったのか?このようなものを感じていただけることを私たちは目標としています。
自分のお茶を飲むのは比較的簡単にわかるのですが、人から頂いたお茶や他の人と一緒にお茶を飲むときに、そのお茶がきちんとテイスティングができ、判断できるように頑張りましょう!!