2018年は新芽が出る時期が非常に早く3月中旬からお茶摘みが始まったところが多く、清明節の前に積まれる明前茶の量が非常に多いです。

たくさんの新茶をテイスティングする中で、私の中で驚いたお茶がいくつかあります。その中の1つに祁門紅茶の中で新茶でしか作ることの出来ない紅香螺がありました。

茶葉の形が碧羅春と似ていることから名付けられたと言われておりますが、この10年ぐらいで生産されている新しい種類のお茶になります。

香りの純度が極めて高く、甘い味わいが口の中に広がります。毎年飲んでいますが、今年の出来栄えはここ数年で見ると非常に良いものだと思いました!ぜひ、機会があれば試してみて下さい!

今年、緑茶の春茶はほぼ終わりとなり、18年4月20日が穀雨を迎えます。ここから生産されるお茶は温度の上昇が著しいため茶葉の品質に大きな影響を与えます。