小青柑(青蜜柑)プーアール茶
2017年年明けに1番最初に飲んだお茶はこのお茶です!中国茶が好きな方や、中国茶をよく飲まれる方は見たことがあるかもしれませんが一昨年から去年にかけて非常に人気のある小青柑プーアル茶です。
このお茶についてプロの考え方をお話ししたいと思います。歴史的にも昔から作られていたお茶の1つになります。このお茶はみかんの中にプーアル茶が入っているのでお茶を淹れるとどうしてもみかんの香りと味が非常に強く出てきます。
これを長所と呼ぶかは、短所と呼ぶかは人それぞれだと思いますが、プーアル茶は長く保存すればするほど価値が上がるお茶の1つです。そのため多くの人が在庫としてプーアル茶を抱えております。
そのため、売れていない残っている茶葉がたくさんある工場にあります。この小青柑プーアル茶に関しては茶葉の味わいがみかんに負けてしまうもしくはみかんの味と混ざると言う角度から見るとこのお茶は中に使っている茶葉が良いものが非常に少ないです。
後は使用しているみかんの種類や色合いにも差があります。広東省の新会地区で作られている小青柑のみが価値のあるものになっています。(中医学の生薬として使われているのもこの新会地区のみ)
しかし、市場では外地のみかんが使われていたり、みかんではなくレモンのような品種のものも使われていたりします。
大事なのは一煎目、二煎目、三煎目に含まれるみかんの香りと味わいで良いものか悪いものかを判断します。三煎目、四煎目からはプーアル茶の味、後味、甘味などで見極めるのが良いと思います。
長くなってしまったので、また明日書きます♪