中国茶や茶農家からの学び 以前の私は4時間睡眠をしながら日々頑張り続けました。努力は大切で何か新しいことをしたり、自分の足りないものを補ったりする中での原動力だと考えています。

茶農家の方達とコミュニケーションを取った時の学びなのですが、前に進むことだけが前に進むわけではなく、自分の左右にあるもの、自分の後ろにあるものがどれだけ片付いているかで前に進む力や進む意味や意義が変わる。

前に進もうと努力していることが結果的に前に進むことすら出来ず、後ろに進んでいることが多々あります。ゴールを見続けて歩くと足元が弱くなり、足元を見続けるとゴールがぼやけてきます。

自分が何のために、何を実現するために、今何をするかを考えた上でゴールと足元のバランスをとりながら着実に歩くことを学びました。

茶畑で1回農薬を使ってしまうとその茶畑では5年間有機栽培のものを作る事はできません。今を見るが故に、過去を踏みにじってしまう茶農家の葛藤があります。

中国を歩きたくさんの場所でその光景を目にしてきました。どちらも悪くない。過去を大切にすることと今を生きることこの2つはくらべることのできないくらい価値があると思います。

でもそこに未来が加わると過去と現在の価値観を考えることになると思います。その軸の重要性を教えて頂きました。