TOKYO CHINESE TEA TASTING
比べて飲むと、中国茶はもっと面白くなる。
「おいしい」の、その先へ。二つのお茶を行き来しながら、香りや口当たり、飲んだあとの余韻を確かめる。自分の好きな一杯に出会うための、中国茶テイスティング会です。


写真はこれまでの比較・試飲風景です。開催場所や茶葉の組み合わせは回によって異なります。
僕たちが伝えたいこと
「違いがわかるかな」
という方にこそ。
「中国茶に興味はあるけれど、種類が多くて違いがよくわからない」
「おいしいとは思うけれど、何がどう違うのか、うまく言葉にできない」
お茶の名前や専門用語を知らなくても、まずは「こちらが好き」と感じるところから。その気づきを入り口に、中国茶の面白さを一緒に探していきます。
東京で開催するこの会では、二種類のお茶を並べ、Aを飲み、Bを飲み、もう一度Aへ戻ります。説明を聞いて覚えるだけでなく、自分の舌で確かめて納得する。その時間を大切にしています。
僕たちが伝えたいのは、「このお茶は良い」という結論だけではありません。どこに魅力があり、どうしてそう感じるのか。茶葉の背景と目の前の味わいをつなぎながら、自分でお茶を選ぶ楽しみへつなげていきたいと思っています。
自分の「好き」に、理由を見つけるために。
違いに輪郭が生まれる
一杯だけでは気づかなかったこと。
一種類のお茶を飲んで、「香りがいいな」「おいしいな」と感じる。それだけでも、お茶の時間は十分に楽しいものです。けれど、その隣にもう一種類のお茶があると、感じ方が少し変わります。
飲む前から、華やかな香りが立つ。
口に含んでから、静かに香りが広がる。
これは、違いの見つけ方の一例です。どちらが上かをすぐに決めるのではなく、まずは香りが現れるタイミングに注目してみる。次は口に含んだときの柔らかさ、最後は飲んだあとに残る印象へと、確かめるところを変えてみます。
「こちらのほうが、口の中で広がる感じがする」「こちらは、飲んだあとに残る香りが好き」。そんな小さな気づきが、お茶を理解する入り口になります。

目の前の一杯に集中して、香りや口当たりを確かめます。
約1,400種類のお茶から
数の多さを、
比較する楽しさへ。
僕たちが保有する中国茶は、現在販売中・エイジング中・在庫保有中のお茶を合わせて約1,400種類です。過去に販売を終了した商品は、この数に含めていません。
この蓄積を生かしてお届けしたいのは、名前をたくさん覚える時間ではなく、違いに出会う時間です。新茶と、年月を重ねたお茶。似た香りでも、口に含むと表情が異なるお茶。比べる相手があることで、一杯の個性をもう少し具体的に感じていただきたいと思っています。
新茶のいきいきとした印象と、時間を重ねたお茶の表情。それぞれのどこに魅力を感じるでしょうか。古いほど良いと決めつけず、今、目の前にある一杯の香りや口当たりを確かめます。
上質なお茶の魅力が、いつもわかりやすい強さとして現れるとは限りません。上品さ、繊細さ、細やかな口当たり、静かに続く余韻。言葉だけでは伝えきれない部分にも目を向けます。

比べる相手があるから、一杯ごとの個性が見えてくる。
二つを同じ場で
記憶の中ではなく、
目の前のお茶と比べる。
以前、武夷岩茶のお茶会で、順番に一種類ずつ出す方法から、二杯を同時に比べる方法へ変えたことがあります。そのとき、僕自身も参加者の方も、違いを捉えやすいと感じました。この経験が、今の会で同時比較を大切にしている理由の一つです。
前の一杯を思い出すのではなく、気になったらすぐに戻って飲める。二つを目の前に置くことで、自分の感覚で何度も確かめられます。
- Aのお茶を飲む
- Bのお茶を飲む
- もう一度Aに戻る
- 「香りが好き」「後味が違う」など、気づきを言葉にする
昨日飲んだお茶と今日のお茶では、細かな香りや口当たりをそのまま思い出すのは難しく、自分のコンディションも同じではありません。同じ時間、同じ自分の感覚で確かめることで、微妙な差へ意識を向けやすくなります。
最初からすべてを捉える必要はありません。まずは香り、次は口当たりというように、一つずつ見るだけでも、お茶の印象は具体的になります。

名前を覚える前に、目の前のお茶を自分の感覚で確かめる。
さまざまな個性を、一つの席で。
これだけのお茶を、並べて比べる。
一杯ずつでは気づきにくかった違いも、比べる相手があると少しずつ見えてきます。



提供写真より。茶葉の組み合わせ・種類数は開催回によって異なります。
これまでのお茶会では
一日で、およそ20種類を比べたことも。
自宅でいろいろな茶葉をそろえ、一組ずつ組み合わせて淹れるには、準備も時間もかかります。普段は手に取らないお茶も含め、一つの場で比較できること。それがお茶会でお届けしたい価値の一つです。
ただし、種類をたくさん飲むことが目的ではありません。「さっきより口当たりが柔らかい」「今度は飲んだあとに香りが残る」。一組で気づいたことを、次の一組でも確かめてみる。その積み重ねを大切にしています。
僕自身、中国でお茶を学ぶ中で、何度も比較を重ねてきました。説明を聞くだけではつかめなかったことが、二つを飲み比べた瞬間に腑に落ちる。自分の感覚として身につけるうえで、とても大切な方法だと実感しています。
お茶の種類・提供数・開催内容は回によって異なります。各回の募集案内をご確認ください。
この会が大切にすること
主役は、
目の前の茶葉です。
美しいしつらえや、ゆったりとした茶藝を楽しむお茶会もあります。この会は、茶葉の個性を確かめるテイスティングが中心です。香りの華やかさだけでなく、繊細な口当たりや静かに続く余韻にも目を向けます。
01
茶葉を比べる
名前や価格だけで判断せず、目の前の香りと味わいを確かめます。
02
違いを感じる
繊細さ、厚み、余韻まで、一杯に現れる個性へ目を向けます。
03
自分で納得する
「高級だから」ではなく、自分がどこに違いを感じたのかを大切にします。
難しい言葉は要りません
次にお茶を選ぶとき、
自分の「好き」が手がかりに。
難しい感想を言う必要はありません。違いがはっきりしないときは、そのままでも大丈夫です。少し時間を置いて、もう一度飲んでみることもできます。
会が終わったあと、いつものお茶を飲みながら「自分はこういう香りが好きだったな」と思い出す。次のお茶を選ぶときに、名前や価格だけでなく、自分が感じたことを手がかりにできる。そんなきっかけを持ち帰っていただけたらうれしいです。
「こちらの香りが好き」
「こちらは柔らかく感じる」
「飲み終えたあとも、おいしさが続いている」
TOKYO TEA TASTING
次は、実際の一杯で。
「違いを言葉にできるかな」と構えずに、まずは二つの一杯を比べるところから。香りや味わいの小さな発見を、東京のお茶会で一緒に楽しみませんか。
開催日・会場・参加費・当日のお茶は、各回の募集案内をご確認ください。
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