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第 8 回 / 全30回
この記事のポイント
一煎目に使った茶葉に、もう一度お湯を注いで淹れるのが二煎目です。茶葉によって変化や楽しめる煎数は異なります。一煎目の香りと濃さを出発点に、二煎目を試して判断しましょう。
まず同じ条件から試す
一煎目を注ぎ切ったら、濡れた茶葉を清潔に扱い、間を置かず二煎目を淹れます。二煎目の指定が袋にあれば、それを出発点にします。指定がなければ、一煎目と同じ湯量・温度・時間で試すと、茶葉の変化を比べやすくなります。これは試すための一例で、すべての茶葉に最適な方法ではありません。
たとえば一煎目が150ml・60秒で好みの濃さだったとします。同じ150ml・同じ湯温・60秒で二煎目を淹れ、飲める温度まで冷まして、香りと濃さを比べます。数字は比較例で、共通レシピではありません。注ぎ切らずに茶液を残すと待つ間も抽出が進むので、器を安定させて注げる分を注ぎ切ります。
味から次の一手を決める
二煎目が好みなら、その条件を次回の目安にします。薄く感じたら、次に同じ茶葉を新しく淹れる際、二煎目の時間だけ少し延ばします。例えば60秒を75秒にし、湯量と温度は変えずに試します。強すぎたり渋く感じたりしたら、次回は二煎目の時間を短くします。変化は茶葉や一煎目の抽出に左右されるため、延ばせば必ず好みになるわけではありません。
茶葉がほぐれる様子や香りの変化も見ながら、好みに合わなくなったらそこで終えます。濡れた茶葉を長時間室温に放置せず、異臭や状態に不安があれば使いません。安全な保存時間を一律には決められないため、時間が空いた場合は新しい茶葉で淹れ直しましょう。比較の考え方はテイスティング会も参考になります。