目次を開く 16 / 30
第 16 回 / 全30回
この記事のポイント
中国茶の緑茶と青茶は、茶葉の加工の違いで分けられます。緑茶は加熱によって茶葉の酵素による酸化を早い段階で抑え、青茶(烏龍茶)はある程度酸化を進めてから加熱します。酸化とは、茶葉の成分が酸素と関わって変化することです。ハワイ大学の茶加工資料は緑茶・青茶・紅茶の加工の概要を説明しています。
名前から味を決めつけない
青茶にも緑茶にもさまざまな茶葉と作り方があります。「緑茶は必ずこの香り」「烏龍茶は必ず濃い色」と覚えるより、商品の説明と目の前の一杯を確かめましょう。同じ分類内でも仕上げや保存、淹れ方などで印象は変わります。
家で比べる
一種類ずつ用意し、それぞれの袋の案内に従って淹れます。茶葉量、湯量、温度、時間が違う場合は別々に記録してください。少し冷まして、飲む前の香りと口当たりを比べ、「こちらの香りが好き」と理由を一つ書きます。
条件が違う比較では、茶葉そのものと淹れ方のどちらが差を生んだかを分けられません。同じ条件でも試したい場合は、器や量、時間を揃え、比較の目的と条件を記録します。ただし統一条件が両方の茶に最適とは限りません。