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OTAKAYUKi TEA

蓋碗はどう持つ?

目次を開く 09 / 30

第 9 回 / 全30回

この記事のポイント

01ふたに隙間
02縁を支える
03つまみを押さえる
04冷水で練習

指の置き方(上から見た一例)

注ぐ方向 ↑親指中指・薬指人差し指:ふたのつまみ

器と手の大きさに合わせ、まず空の器で練習します。

蓋碗(がいわん)は、ふた付きの碗から茶液を注ぐ茶器です。持ち方の一例として、碗の縁を親指と反対側の中指・薬指で支え、人差し指でふたのつまみを押さえる方法があります。器や手の大きさが合い、指が安定して届く場合に、まず空の器で練習しましょう。

空の器で指の位置を確かめる

1. 受け皿を台に置き、碗とふたを重ねます。ふたを少しずらし、注ぐ方向に細い隙間を作ります。

2. 親指と反対側の中指・薬指を、注ぐ方向を避けた左右の縁へ置きます。縁を安定して支え、人差し指をふたのつまみに軽く当てます。隙間を指でふさがないようにします。

3. 受け皿は台に残し、碗とふたを一緒に少し持ち上げます。別の器の上で、隙間の側へゆっくり傾け、ふたが滑らないか確かめます。戻すときは水平にして台へ置きます。

4. 安定するまで空の器で繰り返し、次に冷水を少量入れて注ぐ練習をします。隙間が大きすぎると茶葉が出やすく、小さすぎると注ぎにくくなります。

この指の配置は茶専門店の蓋碗の使い方などに示される一例です。ふたの形や縁の広さ、手の大きさによっては届かないこともあります。ふたを強く押す、滑りやすい器を無理に握るといった扱いは避けてください。

熱いお茶で使う前に

耐熱性とひび・欠けを確認し、湯を縁まで入れすぎないようにします。碗の縁やふたのつまみも熱くなることがあり、蒸気は隙間から出ます。冷水で安定して注げても熱湯で安全とは限りません。熱い、滑る、手が届かないと感じたらすぐ台へ戻し、急須など持ちやすい器を使います。

茶器を実際に使って学ぶ方法は入門茶藝講座にもあります。

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