目次を開く 10 / 30
第 10 回 / 全30回
この記事のポイント
熱湯を扱う前に、道具と周囲を確認します。急がずに注げる場所を作ることが、家でお茶を続けるための第一歩です。専用茶器でなくても、耐熱性が確認でき、安定して持てる器を選びましょう。
注ぐ前に整える
平らで安定した台に急須と杯を並べます。器のひびや欠け、持ち手のぐらつき、耐熱表示を確認します。子どもやペットが届く場所、テーブルの端、コードや衣服が引っかかる場所は避けましょう。お湯は器の縁までいっぱいにせず、注ぐときに揺れてこぼれない余裕を残します。
例えば二人に出すなら、二つの杯を急須の近くに並べ、座って届く位置から注ぎます。先に置き場所を整えておけば、熱い茶器を持って歩かずに済みます。
熱いと感じたら
ふたや碗、注ぎ口付近は熱くなることがあります。蒸気が上がる方向に手や顔を置かず、ふたが滑りそうなら無理に注がず、いったん台へ戻します。蓋碗の練習は冷水から始め、持ちにくければ急須を使いましょう。
うっかりこぼしたときは、まず熱源や器から離れ、慌てて素手で触らず、周りの人にも知らせます。やけどをした場合は状態に応じて医療機関や救急相談先に相談してください。
使い終えたら
熱い茶器は十分冷ましてから洗います。水を急にかけてよいかは素材や製品の説明に従い、耐熱性が不明な器は使いません。道具の選び方は「家にある道具で淹れられる?」へ、次はお茶が濃すぎたらどうする?へ進みます。