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この記事のポイント
紅茶は、茶葉の酵素による酸化を進めて作る茶です。一方、中国茶の分類でいう黒茶には、加工の過程で微生物が関わる発酵を含むものがあります。英語のblack teaは一般に紅茶を指し、中国茶の「黒茶」と同じ意味ではないため、名前だけを見ると混乱しやすいところです。
発酵という言葉を分ける
紅茶の製造で慣用的に「発酵」と呼ばれる工程は、主に茶葉の酵素による酸化です。黒茶の一例では、茶葉を堆積させる工程で微生物が関わります。黒茶の堆積発酵を調べた一次研究はその例を示しています。ただし、この研究の工程をすべての黒茶に当てはめるものではありません。
六つの分類の概要はUC Davis Global Tea Instituteでも紹介されています。分類の説明は製法を理解する入口で、茶葉ごとの味や品質を一律に示すものではありません。
選ぶときに尋ねる
店頭で「紅茶と黒茶の違いを試したい。家の急須で淹れたい」と伝え、原材料、保存方法、茶葉量、温度、時間を確認します。二つを比べる場合はそれぞれの案内どおりに淹れ、条件の違いも記録しましょう。色や名前だけで味を決めず、香りと口当たりを確かめます。
分類の扱いは品目や資料により説明が異なる場合があります。個別の茶の名称や製法は販売者に確認してください。